手ぬぐい展や新潟のイベントも終わり、
少し一息ついたので、ここ数日展覧会巡り。
まずは弥生美術館で森本美由紀さんの展示へ。
以前、森本先生のクロッキー講座へ行ったことがあり、
原画を前に、胸が熱くなりました。
(森本さんは一昨年永眠されました。)
ちょうどギャラリートークの日でご家族の方もいらっしゃっていて、
森本さんの人柄を伺えるエピソードを聞けて、思わずもらい泣き…。
ここ数年の海外とのお仕事も素敵で、色褪せるどころか、
歳を重ねてもどんどん洗練されていくところがすごい。
そして、好きなもの、好きな世界観を突き詰める美意識の高さに
ハッとさせたれました。
「mc sister」「olive」渋谷系を通ってきた世代にとっては大変大きな存在の方です。
森本さんの初期の仕事や、高校生の頃の手紙などもあったため、
自分が美大に憧れていた頃を強くぎゅっと思い出しました。
次は、大好きな安野光雅さんの展示「ヨーロッパ周遊旅行」を見に、
損保ジャパン日本興和美術館へ。
伯母の影響で子どもの頃から安野さんの絵本に囲まれて育ったので、
安野さんの絵はほんとに大好き!
中でもやはり「旅の絵本」などのヨーロッパの風景画が好きです。
私が西欧の街並が好きなのは、安野さんの影響が大きいのではと思います。
(「ふしぎなえ」も子どもの頃、ほんとに好きでした!)
そんな「旅の絵本」の原画も含め、西欧の風景画をたっぷり堪能。
見応えありました。
今の日常からは遠くかけ離れているヨーロッパですが、
絵の中の街並に溶け込むように旅行気分に浸ってきました。
あと驚いたことに、かつて安野さんがうちのすぐ近くの小学校で
美術の先生をやっていたことを知り、びっくり。嬉しい発見でした。
コメントをお書きください